蠍座5度 大きな岩場の海岸2023.01.29 14:05 サビアンシンボルと詩をつなげて読む記事、今回は蠍座5度についてです。この度数は、個人的にはドラゴンヘッドの度数なので、それについても合わせて書いていきます。 まず、ドラゴンヘッドの意味としては、最近読んだ記事(マーク・エドモンド・ジョーンズがホロスコープを読んでいる……)にあっ...
牡牛座28度 成熟したロマンスに、胸躍らせる女2022.12.19 10:20 長い間、いまひとつ解釈がうまくできないサビアンは結構あって、なんならネイタルの太陽が牡牛座28度(さらにブラックムーンリリスも0.03差で合)なのですが、これが色々読んでいても釈然としない。 年を重ねたあとのロマンスに躊躇しつつ期待する、あるいは牡牛座的な所有の世界から双子座的...
12の月の永劫回帰2022.12.19 06:16蠍座は生と死の星座。死と生の星座。最も深い感情の淵を感じ、そこから蘇る黒い龍。その龍は毒の鱗と毒の猛煙をまとい、ごうごうと天に立ち昇る。故に曰く「蠍座の30度は、十二の月の永劫回帰」と。十二の月は永劫に回帰するときに、黒い混沌の龍を求めるのだ。□□□黒い龍の住む淵は、破壊された廃...
詩歌と占術、あるいは優美と晦昧の庭園美2022.12.17 03:47 サビアンシンボルは詩歌でもあるけど、占いに詩歌が取り込まれたときに起こる文章面での現象について、洋の東西を問わずに思っていることを書きます。 まず、サビアンシンボルについてなのですが、例えばミニトラインでこのような組合わせがあって、太陽:蠍座9度 歯科の仕事土星:山羊座14度 ...
水瓶座27度 スミレで満たされた古代の陶器2022.12.15 05:37 サビアンシンボルから連想する記事を書いてみるシリーズ、第二回は水瓶座27度です。ミケランジェロの記事で「この陶器は神々に捧げる花を盛った器」みたいな解釈をしたので、それに合わせて書いていきます。 この陶器は、古代から続いてきたもの、水瓶座の普遍性のことで、それにスミレを飾るので...
白金の園2022.11.24 05:20 白秋の記事を書いていたら、なんとなく脳が白秋に染まったのでそれらしい詩を幾つか。それぞれ白秋のサビアンを原案にしています。法悦期の白秋は、エル・グレコのような痙攣的な美しさがある。 泰岳頌人モ住ミ得ヌ 岩山ニサラサラ落チル 音スナリ。フリサケミレバ峯ヨリ落チル 水ノ音。アハレ...
水瓶座28度 倒されのこぎりで切られた木2022.10.26 06:45 サビアンシンボルそれぞれの分析はしない予定だけど(終わらないので)、気になったので水瓶座28度に近い雰囲気の作品をいくつか書いておきます。 そもそも水瓶座28度が気になった理由としては、ネイタルにあるTスクエアで火星:獅子座28度 大きな木の枝にとまる たくさんの小鳥太陽:牡牛...